6. つるぎ岳ってすごい 

 

2001年 8月 1日〜 3日

 
 

トロリーバス

 

前回行った時の立山は雪山が素晴らしかったが、今回は歩ける季節にした。
信濃大町駅で降り、扇沢からアルペンルートを再び、いろんな乗り物を乗り継いでいく。
黒部ダム建設にまつわる話は非常に興味がある。破砕帯とか、大変な難工事の跡が随所に見られる。まったく、頭の下がる思いである。

 
 
 

黒部ダムの放水

 
今回は放水していて、豪快だ。あらためて、すごいダムを造ったもんだ。
 
 
 

 
そのため、虹がとってもきれい。写真に撮れるとは期待していなかったが。
 
 
 

室堂から立山三山

 
室堂に着く。右端の鞍部にある一ノ越山荘を目指して約1時間、整備された遊歩道を歩く。明日はあの稜線を歩く予定。けっこう観光客が多い。
 
 
 

雪渓

 
いくつか、雪渓を横切る。冷凍庫のような冷気が出ている。とっても涼しい。
 
 
 

一ノ越山荘からの夕陽

 
初めて山小屋の一部屋占領。なぜかすいてた。一眠りした後、偶然目がさめたらこの景色。広い部屋なのに、片隅にフトンを敷いてしまう自分が悲しい。
 
 
 

雄山から槍

 
明朝、起きたら雨降りである。あー、今日は停滞か、と一服している間にどんどん晴れてきた。あわくって出発する。
けっこう強風のなか、雄山を目指して慎重に登る。中央、奥が槍である。
昨日は雲がかかって見えなかったので、遠いけど嬉しい。
 
 
 

山頂の神社

 
雄山の山頂にたどり着く。雄山神社で五百円納めると、お神酒つきで御払いをしてくれると聞いたので、期待して登ってきた。ありがたい御払いをして頂いてお神酒も頂いたのだが、悲しい位、量が少ない。おいおい。
 
 
 

室堂の風景

 
上から見た室堂。ターミナルもみくりが池も俯瞰できる。例の大日岳と奥大日も素晴らしい。遠くは富山の平野である。
 
 
 

大汝山

 
 
 

富山の平野

 
なかなか、快適なコースである。まっかっかに日焼けしたが。高山の紫外線量はすごいものである。日焼け止め対策の必要性を痛感した。
そういや、いつもは天気が悪いか、午前中しか行動してなかったもんな。
快晴に恵まれた稜線を1日じゅう歩くのは富士山以来か。
 
 
 

士の

   
 
 

途中

 
けっこう、岩がするどい。こっちへは、おりて行かない。
 
 
 

真砂岳

 
ここはなだらかで、ちょっと気が休まる。
 
 
 

立山三山

 
今朝から歩いて来たコースをふりかえってみる。
 
 
 

別山

 
別山ごしに、つるぎ岳も見える。
 
 
 

つるぎ岳

 
別山に登ったら、突然につるぎ岳の威容が目の前に広がった。
”来てよかったー”を連発してしまった。うーん、素晴らしい山だ。ずーっと見とれていた。槍が岳とはまた違った魅力のある山だ。重厚な岩の置物。
見事だ。私の登れる山ではないが。カニのタテバイ、ヨコバイという登り方で有名な所だ。

気がすんで下山中、夏のライチョウも見た。
再びミクリガ池温泉を目指す。なんと朝から9時間半かかって一回りしてきたことになる。いいね、いいコースだった。うん。
 
 
 

セーター

 
わっはっは。手編みセーターの柄にしてしまった。いい思い出になった。