3日目

2004. 7.30

 

 

奥松島へ

再びせんたくものが乾いている。あのオバさん、3日も同じの着てる。
今日の朝食は、アジのひらきが出た。他の人は昨日といっしょ。
食後、3階で一服してたら、オッサン達の声が階段をあがってくる。
”となりのオバチャン、アジだったよなー。連泊かな”
まったく、その通り。

8:18発、女川に別れをつげ、石巻線の石巻に8:50着、仙石線に乗り換えて
8:53発。9:20ころ野蒜着。

タクシーで嵯峨渓めぐりの遊覧船乗り場へ。約1000円弱。
ウネリがあるらしい。きいたら湾内中心だが、乗せてくれるそうだ。
もよりの船に桟橋へ寄ってもらう。先客の年配グループが乗っていたおかげで、
1500円ですむ。1人だと4500円。覚悟はしていたが。

奥松島の湾内をめぐり、グループが降りたあと、貸し切りで嵯峨渓へ。
小船なので、あまり外海へは出ないが、充分堪能できた。約40分の行程。
船内マイクなんてやめて、直接に説明をしてもらった。余談がけっこう面白い。

松島の風景
 
 
初日、最後に登った大高森。湾内から見る。
   

左奥の島は”おいらん島”というそうだ。
松をかんざしにみたてている。

あんなに小さい島々なのに、みんな盆栽のように松が生えている。
なんで?
あっはっは、だから松島なのかな。

礼を言って下船したあと、野蒜駅まで約30分かけて歩く。松林の木陰なのに、
けっこう暑い。予定の行動だが、タクシーなんて、一台も通らない。

やっと野蒜駅に着いたら、ちょうど電車が来ていた。しかしドアーは閉まっている。
都会なら、”ああダメだ”。しかし、ここは手動ドア。
ドアーボタンを押して、乗る。車掌さん、待っててくれたみたいだが。やれやれ。

10:46野蒜発、11:00松島海岸駅。左下、赤い橋の先は福浦島。
200円払うが、湾内の眺めが良かった。下は五大堂である。
そのあと、ビール。これで昼食おわり。

左奥は、おいらん島
 
福浦島
五大堂

仙台へ

13:02松島海岸発。改札に駅員がいないので、勝手に入る。
13:41仙石線の終点、地下にあるあおば通り駅へ到着。

目指すホテルはあおば通りぞいにある。大きなケヤキ並木が素晴らしい。
国道4号線を立派な地下道でくぐる。

14:00にチェックイン。一息ついてから、市内へくりだす。
仙台城址公園で、けっこう道に迷ったあと、やっと政宗公に逢える。
眺めのいい高台だ。仙台中心部が一望できる。

宮城県護国神社もある。昭和53年、天皇、皇后も来られたそうだ。

あおば通り
 
伊達政宗の騎馬像
 
広瀬川を渡る。”あおば城恋歌”が口ずさめない位、暑い。風はあるのだが。

左下はケヤキ並木で有名な定禅寺通りである。うっそうとしているが、
この奥、ずっと並木道になっているのだ。ここは木陰が気持ちいい。

そのあと、広瀬通りも経由して仙台駅へ。
アーケードでは、七夕かざりの準備をしていた。
歩行禁煙モデル都市の標識がいたる所にあり、歩きタバコを見かけない。
横浜も、ぜひ見習ってほしいものだ。タクシーの台数は、すごく多くて驚く。

翌朝の乗り換え経路を確認し、有名な駅弁を買う。
駅からホテル迄も、翌日のため、タイム計測。約25分、みとけばいいか。

今宵はホテルで、お弁当。知らない大都会の知らない店で飲んだくれる気はない。

”独眼流政宗弁当”1100円。二段になっている幕の内弁当だが、それぞれの味付けがとっても良く、すこぶる旨い。”会津ほまれ”を3個飲んで寝る。
広瀬川
 
定禅寺通り
仙台駅